キャリア・教育

2019.09.05 09:30

学び続けることで、自分の世界が広がる。谷まりあが動画配信を始めようと思ったワケ

ユーチューブチャンネルを立ち上げた谷まりあ


出川ガールになってから、ファン層が広がったと思います。小さい子どもが「お姉ちゃんのこと知ってる」と声をかけてくれたり、先日開催した写真集のイベントでは「娘と一緒に観てるよ。がんばってね!」とお父さんが声をかけてくれたりする。
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昔は女性のファンが中心でしたが、最近は男性のファンが増えてきている。そのおかげで仕事の幅も広がっていて、本当に良いきっかけになりました。

自分の学びをひとりでも多くの人に伝えたい

今回、新たにユーチューブチャンネルを立ち上げようと思ったのは、今まで以上に自分の考えを発信していきたい、と思ったからです。
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一度、福祉施設を訪れて、自分が学んだこと、感じたことを1分ほどの動画にしてインスタグラムに投稿する仕事がありました。実際に動画を投稿してみたら、福祉施設で働いている人がコメントしてくれたり、同世代の人から「福祉関連の会社で働こうと思っていたので、福祉施設のことを知ることができてて良かったです」と言ってもらえたりする。他にも中学生が福祉の仕事を理解して、「まりあちゃんのおかげで楽しい仕事に感じられた」と言ってくれる。

1本の動画を通して、いろんな人の考え方、価値観に良い影響を与えられた。それがすごく嬉しかったんです。だからこそ、自分が学んだことを動画を通して発信していくことで、多くの人に学びのきっかけを与えられるんじゃないか。そう思って、「まりまりチャンネル」を立ち上げました。


7月26日に開設された谷まりあのユーチューブチャンネル「まりまりチャンネル」

テレビ番組だと、どうしても数十人いる出演者のひとりになってしまい、自分の考えがストレートに発信できるわけではありません。またインスタグラムでも自分の世界観を発信しているものの、伝えられる情報には限りがあります。その点において、自分のユーチューブチャンネルを持てば、テレビではできないことにチャレンジでき、自分主体で何を伝えたいかも考えられる。

例えば、「話を聞いてみたい」と思っていた人に直接インタビューができ、そこでいろんな考えが学べる。先日、VANQUISHの石川涼さんにインタビューしたのですが、インタビューを通じて本当にたくさんの考え方を学べました。「そんな考え方もあるんだ」と思うことばかりで。

自分も新しい世界のことを学べて、他の人にも新しい世界を見せることができる。ユーチューブチャンネルを立ち上げてみて、これが動画の素敵なところだな、と思いました。


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構成=新國翔大 写真=小田駿一

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