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2019.09.07

あなたはいくらの減収に耐えられる? 最悪の事態に備える方法

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3. 大打撃を受けると独創的な対処法を迫られる

収入が半分以上減ることは大きな痛手であり、少しばかりの変化では不十分だ。創造力を働かせ、状況が好転しない場合に短期的・長期的に何ができるかを考え出さねばならない。これはもしもの話ではあるものの、自分の生活を見直す良い機会になる。収入の大幅減は、ゼロからのスタートに近い。いったいどう対処すべきだろうか?

解決策は、出費を抑えつつ自分を立て直す方法を見出すこと。現在のキャリア以外の収入源を模索しよう。どんな仕事に就けるかだけではなく、どうやって自ら収入源を作り出せるかも考える。フリーランスやコンサルタントの仕事はしたくないかもしれないが、それができると分かるだけでも安心できる(それに、自分の強みとなるスキルについてはっきりと認識できる)。私も自分のビジネスに変化をつけたいと考えていた時、このエクササイズをしてみたところ、全く新たな道と新しいビジネスの可能性が開けた。その時計画したものの全てを実行した訳ではないが、新しいアイデアをいくつか進めただけで、非常にポジティブな変化につながった。

思いがけず2桁の減収に直面した場合、急いで手を打つ必要がある。不意打ちを受けないよう、最悪のシナリオを想定し、今から確固たる土台づくりをしておこう。

編集=遠藤宗生

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