従来のSNSにはないFiNANCiEの魅力
──民族ハッピー組がFiNANCiEを活用し始めた経緯は何だったのでしょうか?
これまで私たちがファンの人たちに情報を届けられる場所はテレビやラジオ、雑誌しかありませんでした。そうした中、インターネットが普及し、SNSが登場したことで環境は大きく変わってきたと思います。
これまでもSNSを活用し、ファンに直接情報を届けてきましたが、FiNANCiEはカードを発行し、それを購入してもらうことで活動を支援してもらえる。また私たちが頑張れば頑張るほど、価値が高くなっていく。ファンも価格の値動きなどを見て、一喜一憂しながら応援できる。それが面白いと思い、活用してみることにしました。
最初はブロックチェーンも何のことか、さっぱり分かりませんでした(笑)。正直、今も詳しくは説明できません。ただ、実際に使ってみるとすごく面白くて。サポーターの人たちは“カードを購入する”という行動で私たちのことを応援してくれるので、一挙手一投足に注目してもらえている。そんな感覚があります。
ロリータファッションをこよなく愛し、モデルとしてロリータ女子を増やすことを夢に掲げる民族ハッピー組のリーダー・永井杏樹
──従来のSNSと比べて、どこに違いを感じていますか?
これまでのSNSは「いいね!」の数でしか投稿内容の良し悪しを判断できなかったのですが、FiNANCiEは“カードの購入”によってサポーターの心を動かしたかが分かる。「いいね!」は簡単に押せると思うのですが、実際に購入してもらうのは簡単ではありません。だからこそ、私たちも常にサポーターのために何をすべきかを考えています。そこが他のSNSとの違いですし、FiNANCiEならではの面白いところだと感じています。
最初はサポーターの人もFiNANCiEのことが分かっていなかったと思うのですが、ブロックチェーンや仮想通貨に詳しい人たちがFiNANCiEのことを布教し始めて。そこから一気に多くの人が調べ始めて、サポーターになってもらえました。
私たちはずっとアイドル活動を続けたいわけではなく、投資家になる、声優になる、占いサロンを持つなど、それぞれで夢があるんです。FiNANCiEにはその夢を載せていて、サポーターの人たちは、その夢の実現を支援してくれている。
アイドル活動とFiNANCiEの活動がどうやってリンクするのか。始めた頃は半信半疑の部分もあったのですが、サポーターはFiNANCiEのカード取引で得たお金を使って、現場に来てチェキを撮ってくれる。想像してた以上にうまくリンクしてくれています。最近はFiNANCiE経由でライブに来てくれる人もいて、すごく面白いですね。
アイドル活動に加え、声優としても活動している民族ハッピー組の遠矢るい(左)、将来は朝ドラに出られるような女優になることが夢の民族ハッピー組の馬渕恭子(右)
──コミュニティに何かを投稿する際、どんなことを心がけているんですか?
共感してもらえたり、信頼してもらえたりすることを意識して投稿するようにしています。サポーターの人に真摯に向き合う、ということです。iOSアプリがリリースされて、さらに利便性が向上したということで、それぞれの夢の実現に向かってサポーターの人たちとより一層がんばっていきたいと思います。