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Kaspars Grinvalds / shutterstock.com

フェイスブックはインスタグラムやワッツアップ、メッセンジャーに続く新たなコミュニケーションアプリの開発を始めたようだ。「スレッズ(Threads)」と呼ばれるそのアプリは、スナップチャットに対抗するものになるという。

スレッズはインスタグラムの補完的アプリとして始動し、インスタグラム上の「親しい友達」たちと、さらに多くの情報をシェアさせるとニュースサイトThe Vergeは報じた。

このアプリは端末のステータス(位置情報やバッテリーの使用状況、接続スピード)を自動的にシェアし、テキストや写真、動画メッセージを添えたコミュニケーションが可能になるという。インスタグラムの広報担当は、コメントを避けた。

スレッズのゴールはスナップチャットと同様に、親しい友人同士のコミュニケーションを促進することにある。SNSと共に成長した若い世代のユーザーは、これまでの世代よりも、個人間や仲間内でのコミュニケーションを重視している。

フェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグは今後、個人間のコミュニケーションを促進する意志を示していた。

「今後のインターネットでは、プライバシーに重点を置いたコミュニケーションの重要性が高まっていくはずだ」と彼は今年3月に記していた。「フェイスブックのプラットフォーム上で、人々の交流の中心は、メッセンジャーやワッツアップに移行していくはずだ」

ニューヨーク・タイムズ(NYT)は今年1月の記事で、フェイスブックがメッセンジャーやワッツアップ、インスタグラムの統合化を計画中であると報じた。個々のアプリは独立したサービスであり続けるが、バックエンドのインフラは統合され、各アプリのデータのやりとりがスムーズになるという。

フェイスブックはスナップチャットのストーリーズを模倣した機能を、インスタグラムに導入し、成功を収めた。同社は今年1月、10億人のインスタグラム利用者の半数にあたる5億人が毎日、インスタグラムのストーリーズを利用中であると述べた。

新アプリのスレッズは、個人間のコミュニケーションをさらに活性化させるものになりそうだ。フェイスブックは2013年に30億ドル以上の費用を投じ、スナップチャットを買収しようとしたと報じられている。

編集=上田裕資

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