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低金利の住宅ローンをオンラインで迅速に提供する「Better.com」は8月19日、シリーズCラウンドで1億6000万ドル(約170億円)を調達したことを明らかにした。調達を主導したのはActivant Capitalで、他にPing An Global Voyager Fund、Ally Financial、シティ、AGNC、Healthcare of Ontario Pension Plan (HOOPP)、アメリカン・エクスプレス・ベンチャーズが参加した。

ニューヨーク本拠のBetter.comは、これまでにゴールドマン・サックスやPine Brook、クライナー・パーキンスなどから出資を得ており、累計調達額は2億5400万ドル(約270億円)に達した。

Better.comは、フォーブスが革新的なフィンテック企業50社を選ぶ「フィンテック50」リストに2018年に選出されている。同社の2018年の売上高は2400万ドルで、今回のラウンドでの評価額は6億ドルに達した。

創業者兼CEOのVishal Garg(41)は、2016年1月にBetter.comを設立した。当時、第2子を妊娠中の妻と購入を希望していた家があったが、非効率な住宅ローンシステムのためにチャンスを逃し、Better.comのビジネスを思いついたという。

「住宅購入のプロセスは遅く、サイロ化され、意図的に複雑になっている。当時、私は金融機関に勤めており、審査に通りやすいはずなのに長時間を要した。これでは、他の多くの消費者にとって住宅ローンを組むことは不可能に近いと感じた」とGargは話す。彼は、Better.comの前に投資会社を4社設立している。

Gargは、スポティファイでエンジニアリングマネジャーを務めたErik Bernhardssonをチーフ・テクノロジー・オフィサーに招き、ウェブサイトを立ち上げた。

「我々は、コスト削減やプロセスの迅速化を図り、できるかぎり作業を自動化することで全く新しい住宅購入システムを構築したいと考えている。顧客が家を所有しやすくし、アメリカンドリームの達成を支援したい」とGargは話す。彼は、7歳のときに家族と共にインドからアメリカに移住した。

編集=上田裕資

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