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konstantin belovtov / shutterstock.com

アップルは新型iPhoneの発表を9月上旬に行う見通しだが、ブルームバーグが11項目にも及ぶ詳細なリーク情報を掲載した。記事を執筆したのは、確度の高い情報で知られるMark GurmanとDebby Wu記者らだ。

既に報じられていた不格好なデザインや、奇妙なブランディング戦略はここでも再度確認されている。下記にその詳細をお伝えする。

1. 今年の新モデルの名称に数字は含まれず、上位モデル2機種は「iPhone Pro」シリーズとなる。さらにXRの後継機種が1台リリースされる。

2. iPhone Proシリーズのカメラは3眼仕様になり、その1つは超広角レンズになる。撮影時には3つのレンズが同時に被写体を捉え、フレームからはみ出した人物などを、後の編集で加える機能を実現する。暗所での撮影性能も大幅にアップする。

3. ビデオの撮影性能も大幅に向上し、動画クオリティはプロ水準に近づくという。撮影後の動画のフィルター加工やレタッチ、フレームの修正、トリミングも可能になる。

4. 今年の3モデルは全てがワイヤレス逆充電に対応する。以前の報道では、この機能に対応するのは上位モデル2機種のみで、XRの後継機種は非対応とされていた。

5. iPhone Proには、筐体がつや消し加工のモデルが用意される。ただし、以前は完全に廃止すると伝えられた光沢仕上げのモデルも発売される。

6. 今年の3モデルのディスプレイには「耐破砕性ガラス」が採用され、端末を落としても割れにくい画面になる。

7. Face IDの性能も向上し、より柔軟な確度で顔認証が可能になる。テーブルの上に水平に端末を置いたままでも、端末のアンロックが可能になるという。

8. 防水性能も大幅にアップする。現在のiPhoneは「水深1メートルの水中に最大30分間」とされているが、新端末は耐久時間がさらに伸び、アクションカメラ並みの防水性能になるという。

9. 既に伝えられたように、今年のiPhoneでは3D Touchが廃止され、新たに「leap haptics」と呼ばれるテクノロジーが搭載される。3D Touchは非常に評価の高い技術だっただけに、この変更は残念だ。

10. iPhone XRの後継モデルの背面カメラは2眼仕様になり、光学ズーム機能を持つレンズが追加される。このモデルの売りの1つはカラーバリエーションになり、従来は存在しなかった明るいグリーンの端末も発売される。

11. 新型iPhoneには、アップル社内でAMXやmatrixとのコードネームで呼ばれるA13チップが搭載される。新型チップは高度なAR(拡張現実)機能を実現し、アップルは新モデルでARを大きくアピールするとブルームバーグは述べている。

今年のiPhoneの最大の欠点は5G通信に非対応であることだが、ブルームバーグの記者もそれが事実であることを再度確認した。競合メーカーが5G対応を急ぐ中で、iPhoneが5G対応になるのは2020年の端末以降になる。さらに、今年の採用が見送りになった3Dカメラ機能も、来年の端末に搭載される。

今回のブルームバーグの記事により、今年のiPhoneに対する期待はわずかに高まったかもしれない。しかし、5GやUSB-C端子の採用、サイズの変更、滑らかな画面表示を可能にする120Hzディスプレイなどの大幅な刷新が全て2020年になることを考えると、今年の新端末は見送るべきだというのが筆者の率直な意見だ。

しかし、今年の新モデルにもそれなりのメリットがあることが明らかになった。買うか買わないかは個人の好みの問題といえる。

編集=上田裕資

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