その内定を受けてはいけない5つのサイン

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3. キャリア成長の機会に欠けている

キャリアアップは、キャリアを充実させるため欠かせないことだ。内定を受ける前に、どのようなキャリアアップが可能なのかについて明確に理解すべきだ。これには、学習の機会や昇進の可能性、授業料の返還や他チームへの横滑りなど、あなたのキャリアアップのビジョンに合っているものが全て含まれる。

あなたが望むようなキャリアアップの機会を会社が提供している兆しが全くない場合、その企業からの内定を承諾することは先が見込めない仕事を受けるのと同じだ。その企業や職務がどれほど高給でかっこいいものだったとしても、最終的には停滞しているように感じ、他の場所で新たな仕事を見つけたいと思うはずだ。安定性と成長があなたにとって重要ならば、その仕事は断るのが最善だ。悩みの種になりそうなことは自分から避けること。

4. 採用プロセスが全く整っていない

ある日面接に来るように言われたら、今度は8週間も音沙汰がなく、次にまた面接に来てほしいと言われ、さらに10日後いきなり内定を与えられた──。このような状況では、絶対に内定を受けてはいけない。会社が採用プロセスに効率的・効果的に取り組めていないことは危険信号だ。これから採用する人に対してのプロセスが整っていない会社ならば、採用された人に対しても、昇給や昇進を与えるプロセスは整っていないはずだ。こうした企業は避けること。

5. 従業員が次々とその会社を退職している

自分で調査・面談をした結果、会社の従業員が常に入れ替わっているように見えた場合、憂慮すべきサインだ。リンクトインで素早くチェックすれば、従業員がその会社を短期間で去る傾向にあるかどうかが分かるはずだ。現在その企業で働いている人が出口を探しているようあれば、なぜあなたが入り口を探す必要があるのだろう?

同様に、職場のほとんどの人が幸せそうに見えない場合、職場がシーンとしている場合、あなたが応募している職務や会社、理念に対して面接官があまりわくわくしているように見えない場合、その会社で働くことはおそらく好ましくないだろう。

求職活動中は、すぐに内定を得ることを重視している場合があまりに多いが、内定を受けた喜びは長くは続かない。何でもよいので新しい仕事を得ることに集中するよりも、まずは全体像に焦点を当て、あなたがこれから引き受ける仕事が自分のキャリア目標やニーズに合っているかどうかを確認しよう。

翻訳・編集=出田静

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