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ミレニアル世代は9時~5時勤務の仕事から離れ、遠隔勤務をしながら旅をできるような柔軟性のあるキャリアを追い求めるようになっているとされる。この考え方は、“世界最高の仕事”をめぐるコンテストをいくつも生んできた。

そうした仕事の中には、フランスでロゼワインを飲むものや、旅行写真家として世界を探索するものもある。米国ではオクラホマ州タルサやバーモント州もこの流行に乗り、移住奨励金を支給している。本業を辞め、世界を旅することで報酬をもらうのは、究極の夢ではないだろうか?

しかし、ほとんどの“夢の仕事コンテスト”は控えめな報酬で応募者を募っていたことが多かった。だが今回発表されたコンテストは違う。

持続可能な衣料品を手掛けるアパレル企業プラナ(prAna)はつい先日、「Day Job to Dream Job(普通の仕事から夢の仕事へ)」と題した千載一遇のキャンペーンを開始した。優勝者は、1年間に10万ドル(約1060万円)の報酬を得ることができる。しかし問題なのは、自分の情熱を追い求めるため本職を辞める勇気があるか、という点だ。

プラナは、10万ドルを使えば優勝者がキャリアを大きく前進させ、夢の実現に向けて順調なスタートを切れると同時に、服の生産方法を持続可能なものに変えるという同社のファッション哲学を広めてもらえると期待している。応募者は、現在の職業と夢の仕事について説明する1~3分間の動画を提出しなければならない。

応募内容は審査委員会が「情熱と大胆さ、独自性」を基準に審査し、優勝者を選出する。優勝者は1年の間、自分がどのように夢に向かって取り組んでいるかを示す動画シリーズを作成することになる。

こうした魅力的な仕事には応募が殺到しがちであり、競争は激しいものになるだろう。米紙ニューヨーク・タイムズが世界を1年間旅する仕事「52 Places Traveler」を初めて発表したとき、応募者は1万3000人にも及んだ。また、観光ウェブサイト「カンクン・ドットコム(Cancun.com)」のCEO(Cancun Experience Officer/カンクン体験責任者)になることで月1万ドル(約106万円)の報酬を6カ月間受け取れるコンテストには8000人が応募した。

編集=遠藤宗生

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