3. ライター
内向的な人は、一人の時間や考えにふけって過ごす時間を楽しむものだ。ライターは、こうした考えを独創的なストーリー作りに向けている。内向的な人は文芸やゴーストライター、広告文案作成のキャリアを考えてみてはどうだろう? どれも自立心のある人に合っており、細かな配慮や高い集中力が要求される仕事だ。
ニッチな分野で非常に技術的な経歴を持つ人は、執筆業を始める上でまずテクニカルライティング(技術文書の作成)に取り組むのが良いかもしれない。テクニカルライターは特定の分野に関して調査を行ない、商品・サービスのマニュアルや関係書類などを作成する。
まずはアップワーク(UpWork)などのフリーランスサイトに登録して、さまざまな顧客向けに執筆サービスを提供し、自分のビジネスを構築しよう。
4. 会計士
会計士は、物事をまとめる高い能力と高度な数学の能力を駆使し、人ではなく数字を扱うことに1日の大部分を費やす。会社に勤めることもできるし、自分の会計事務所を開いて、誰と一緒に働くかを自分で決めることもできる。
公認会計士になるには、大学などで関連分野を学び、試験に合格しなければならない。米労働統計局(BLS)によると、米国での会計分野の仕事は2026年までに10%増えることが予想されており、どの仕事よりも伸び率が高い。
5. 動物の世話をする人や獣医師
大人数のグループの中で時間を過ごすことは楽しめない人でも、動物と時間を過ごすことは好きかもしれない。動物の世話係や獣医師は、仕事の大半を動物園や保護施設、動物病院や保護区域で動物と過ごし、診断や訓練、検査を行う。
獣医師になるための学生ローンについて考えて頭を抱える人もいるかもしれないが、米国では特に獣医が不足している地域で獣医に対して学生ローンの返済免除が提供されているケースがある。
自分のスキルを理解し、最も得意なことを活かせる仕事を探そう。一度自分に合ったキャリアを始めれば、あっという間に活躍できることに驚くだろう。
今後、騒がしいパーティーの誘いを断りソファーに寝転がるようなことがあれば、スーザン・ケインのTEDトーク「内向的な人が秘めている力(The Power of Introverts)」を見て、内向型人間に関するインスピレーションを得よう。