エヴァイヤが搭載する2000kWバッテリーは、800kWの急速充電機からだと、わずか9分で100%のチャージが可能。しかし、一番気になるのは、航続距離だ。つまり、航続可能距離はWLTPサイクルで400km、NEDCサイクルで435kmとなる。
「路面にタイヤが伝達できるパワーには実は限界があります。理想は、溝のないスリックタイヤを履きたいところですが、やはりエヴァイヤは一般道を走るクルマなので、溝がしっかりある一般用の高性能タイヤを使うしかありませんので、ロードタイヤの限界があります」とプラットフォーム・エンジニアのルイス・カー氏は話す。
当然、こんなスーパーカーは安くないし、注文しても手に入らない可能性もある。というのも、限定の130台しか生産されないエヴァイヤは、ズバリいうと、頭金は3200万円で、購入価格は2億6000万円。どれぐらいの注文が入るかによって、EVのスーパーカーが自動車業界にどれだけ受け入れられているかがわかる。
9月8日に富士スピードウエイで国内の初披露が予定されているので、乞うご期待!