家計管理で子どものロールモデルになる方法

Gettyimages


買う前に考える

・調査する/子どもが欲しがるものがあれば、他にもいくつか異なる種類があるため正しいものを買うのが重要であると説明しよう。ビーチで使うビート板を欲しがっている場合は、異なるタイプのものを探す手伝いをする。レビューを読んで、いくつか異なるモデルの質を比較する。また、自分のための買い物を調査しているときは子どもに関与させ、どの商品の質が良いか、どれを買うべきと思うかを子どもに尋ねよう。

・その他の選択肢/子どもが本当に何かを買いたいと考えている場合、買う以外の選択肢を考えよう。レンタルしたり、図書館や友人から借りたりできるものだろうか? 中古で購入し、節約することは可能だろうか?

物を買うのをやめる

言うのは簡単でも、実行するのは非常に難しい。小学1年生の子どもが店の通路に立ち、高く跳ねるボールのおもちゃを買えなければ死ぬと叫んでいるときであればなおさらだ。

しかし、意志を強く持つこと。子どもに何かを買うことを意図して買い物に来ているのでない限り、子どもを喜ばせて静かにさせ、あなたがゆったりと買い物を続けられるようにすることだけが目的であるような小さな雑貨を買い与えることをやめる。子どもには小遣いを持って来させ、それを使ってボールを買えばよいと伝えよう。

また、次のような節約のコツに従うことで毎日子どもに良い模範例を示すことができる。自分の行動と、なぜそれが節約になるのかを子どもにきちんと説明すること。

・電気の節約/電気には毎日、多額の金が費やされている。部屋を出るときには必ず電気を消し、子どもにも同じようにするよう頼む。家を出るときには、全部の部屋を回って電気が消えていることを確認する。こうすることで毎月節約もできる。

・映画館でなく家で映画を見る/かつては安い夜の娯楽だったものも、今では週末旅行とほぼ同じくらいのコストがかかる。4人家族で夜に外食し映画を見れば(大きな炭酸飲料やポップコーンを加えると特に)200ドル(約2万1000円)以上かかってしまうことがある。家族で映画に出かけることをやめるべきだと言っているのではないが、時々は子どもに節約しようとしていることを伝え、映画館の代わりに家で映画を見よう。

・相乗りをする/ガソリンの価格はいつも上昇傾向にあり、毎日の出費に加えたり遠出する際に考慮したりすることは少ない。息子のサッカーの試合のため次にどこか行くことがあれば、他の親と相乗りをしよう。ガソリン代を折半することで節約できたことを子どもに伝えること。

・手作りのプレゼントを作る/今年は友達・家族の誕生日や休暇のプレゼントを全て買う代わりに、一部はアクセサリーや詩、絵、クッキーなどの手作りのプレゼントにするよう子どもに促そう。素晴らしい節約法であるだけでなく、思いやりがあるプレゼントになり、楽しめるかもしれない。

翻訳・編集=出田静

ForbesBrandVoice

人気記事