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一方、金融情報ポータルサイト、インベスティング・ドットコムのアナリスト、クレメント・ティボーは、注文を受けた商品を翌日に届けるウォルマートのシステムを称賛する。

「最も重要なのは、翌日配送だ」というティボーによれば、ウォルマートはすでに米国内で、配送の75%を翌日到着とすることを実現しており、それによってアマゾンと互角の勝負を展開している。

「明らかに、翌日配送は効果を上げている。ウォルマートがオンライン販売を重視し、アマゾンに対する負けを認めずにきたことは賢明だった」

「…ウォルマートはこれまでのところ、あらゆる適切な行動を取ってきた。競争が激しく、厳しい環境の中でこうした戦略を取ってきたことは、同社が真に優れた企業であることの現れだ」

また、ウォルマートはオンライン販売において、アマゾンのように遠隔地に設置した倉庫から商品を発送するのではなく、自社の大規模な店舗ネットワークを活用し、顧客の近隣の店舗から出荷することで、迅速な配達を実現してきた。

その他ウォルマートは、オンラインで注文した商品を近くの店で受け取り、時間と送料を節約するという選択肢を顧客に提供している。これは、アマゾンにはできないことだ。2019年5月18日の時点で、米国内のウォルマートの店舗数は、4769店舗となっている(2012年には4479店舗)。

簡単に言えば、ウォルマートは「形勢を逆転させた」のだ。オンライン販売でアマゾンに対し、勝利を収めている。アマゾンはこれを受け、伝統的な小売業者であるスーパーマーケット・チェーンのホールフーズを買収。実店舗の運営に乗り出したほか、その他の店舗の増設を急いでいる。

編集=木内涼子

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