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Drone Fund代表パートナー、慶應義塾大学SFC特別招聘教授の千葉功太郎

ドローン・エアモビリティのスタートアップに特化したファンド「Drone Fund(ドローン・ファンド)」や、起業家コミュニティ「千葉道場」などを通じて、日本のスタートアップシーンを盛り上げている投資家・千葉功太郎。2009年に共同創業したコロプラを東証一部上場に導いた実績ももつ彼は、UNDER 30のころにどのような経験を積み、人生の礎を築いてきたのか。

「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」のエンタープライズ/コンシューマービジネス アントレプレナー部門のアドバイザーとして選考を行った千葉に、自身の20代を振り返ってもらい、挑戦するUNDER 30に対するメッセージをきいた。



シンプルな欲求が大きな原動力

20代前半のころは、お金を稼ぎたいという欲求が、かなり強かったのを覚えています。

僕が学生時代に通っていた慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)は、当時、最寄り駅まで出るのに小一時間かかるほど、交通の便が良くない場所にありました。そのため、お金が欲しくても、都会の大学生がやるような仕事はできませんでした。アルバイトに行くだけでも大変だし、田舎のわりに学生が有り余っていて、例えば、家庭教師をやろうとしても、過当競争があったんです。

そうはいっても、最新のPCは欲しいし、好きな女の子とデートに行くときはおごりたいと思うし、田舎なので当然、車も欲しくなります。自分が実現したいそれらをすべて満たそうとすると、年収1,000万円くらいは必要でした。そこから逆算して、どうやったら学校の単位をとりながら、それだけの収入を確保できるのか考えていました。

最初に始めた仕事は、学校の授業でも習っていたホームページ制作です。しかし、まわりの学生も似たようなことを思いつく状況で、すぐにその仕事はレッドオーシャン化してしまいました。そこで、誰もやっていなくて、付加価値の高い仕事をするべきだと考え方を変えました。

そして思いついたのが、当時、雑誌に付録されていたCD-ROMの制作を請け負うというもの。結果的に、これはうまくいきました。 お金儲けをしながら、自分の欲求を満たすことができ、そのうえ、自分がつくったプロダクトが社会から評価されてフィードバックを受けられる。僕にとってこの仕事は、一石三鳥くらいの価値があって、その後のキャリアに大いに役立ちました。

文=花岡郁 写真=小田駿一

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