ビジネス

2019.08.19

リンクトインを使う時に絶対避けたい5つの間違い

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4. 自慢たらしい

リンクトインに職務記述書を掲載する目的は、自分が働いてきた企業をただ並べて見てもらうためだけではない。共通の形式で書くことによって、そこから共通のテーマやどのように職歴を重ねてきたかを見るためでもある。

これまで経験してきたさまざまな仕事に共通する要素は何だろうか? 業界は同じだろうか? なぜ転職を決断したのか? キャリアに変化があったのなら、あなたが語る内容が職務記述書に反映されていなくてはならない。ここは「自慢する」場所ではなく、「興味を持ってもらう」ための場所なのだ。

5. つながりの「量」だけを重視している

つながりの数の多さを自慢したがるリンクトインユーザーは大勢いる。だが、リンクトインにおいて人脈の「質」は、「量」よりも重要だ。コンタクトが500人でも1万人でも、重要なのは自分と同じ分野の人や、学ぶことのできる別の分野の人とのつながりを深めることなのだ。

漫然とつながりを作るのではなく、現在のつながりを深め、自分の知識を活用し、キャリアチャンスを見つけよう。つまり、つながりを「共生関係」に育てることが重要なのだ。



さて、以上が「やってはいけないこと」だが、この5ポイントをチェックしたら、次はぜひ「やりたいこと」も知っておきたい。

コンテンツを積極的にシェアしよう

質の高いメンバーを集め、コミュニティを育てるためには、価値があり、ためになるコンテンツを提供しなくてはならない。記事やおもしろい投稿、興味深いビデオなどに、あなたの知識や経験をつけ加える。既存のネットワークに働きかけることで、新たなつながりができていく。

個人的なメッセージを送ろう

リンクトインでネットワークを広げられない大きな理由は、「つながりリクエスト」のボタンをなかなか押せないことだ。次に大きな理由は、リクエストに個人的なメッセージを書かないことだ。なぜその人とつながりたいのか、自分からはどのような価値を提供できるのかを説明するのは、5分もあればできることだ。その個人的なメッセージが、リクエストを承認してもらえるかどうかの明暗を分ける。まずは1通、送ってみよう。

オフラインのつながりを楽しもう


コーヒーブレークやディナーをともにしたり、イベントで会ったりして、オフラインでのつながりを楽しもう。コンタクトとの関係を築いたら、実世界でもその相手と交流する時間を作る。目を見て話すことで信頼できる相手かが分かり、オンラインよりも関係を深めることができるからだ。

できればリンクトインには毎日、コンテンツをアップしよう。可能なときには動画を投稿して、自分という人間をよりわかってもらおう。言葉だけでは情熱を完全に伝えきれないことがあるからだ。

文=Zack Friedman 翻訳=笹山裕子/トランネット 編集=石井節子

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