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2019.08.14 20:00

有害な友人との関係を終わらせる方法

Alejandro J. de Parga / shutterstock.com

あなたは、自分に害をもたらす友人となかなか関係を絶てず、もう信頼も尊敬もしていない人と近しい関係でいるふりをしていないだろうか?

あなたとその友人はかつて同じ道を歩んでいたものの、ある時に異なる道を選んでしまったのかもしれない。あなたの選択や価値観を損なうような“友人”を持つことは、出会ったときから全く成長せず変化がない友人を持つことと同じくらい疲れることかもしれない。有害な友人を見分ける5つの基準については、私がフォーブスに寄稿した前回の記事を読んでほしい。

片付けコンサルタントの近藤麻理恵は、私たちが物を捨てられない原因は2つしかなく、「過去に対する執着」と「未来に対する不安」だとし、「空間は過去の自分ではなく、未来の自分のために使うべき」と述べている。

もちろん、友人との関係を絶つ方法はさまざまある。徐々に距離を置き、相手が気づかないことを願いながら、会う頻度を毎週から月に1度、そして年に1度にしていくこともできるし、相手を完全に締め出して自分から姿を消し、街で見かけても気づかないふりをすることもできる。しかし、これらは小心者の逃げ道だ。

気品と誠実さを持って友人との関係を終わりにすることは可能だ。そして他の多くのことと同じく、相手との会話に全責任を持てばそれほど難しいものではない。自分に害をもたらす友人との関係を終えることで、正直さや勇気、強さを示すことができる。

ロンドン在住の心理療法士ジャレッド・グリーンは「もちろん、人間関係を巡る難しい会話には抵抗を感じることもある。最初は、あまりにも面倒だとか、堅苦し過ぎる、何と言えばよいか分からない、などと感じるかもしれない」と語る。「こうした気持ちは多くの場合、起きるであろう衝突に関する感情だ。しかし、自分自身の感情や振る舞いに焦点を当てれば、こうした会話は非常に解放的ですらあるかもしれない」

まずは、友人に感謝することから始めよう。友人関係が始まった時点までさかのぼり、「初めて知り合ったときと、それからの何年もの間、あなたと友達でいると私は自由を感じられた/楽だった/楽しかった/自分が認められているように感じていた/話を聞いてもらえるように感じていた」と切り出す。
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編集=遠藤宗生

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