有害な友人との関係を終わらせる方法

Alejandro J. de Parga / shutterstock.com


あなたは恐らく、自分の気持ちについてこれまで正直に伝えていなかったはずなので、そのことについて次のように謝ろう。「これまで正直に話していなかったことを謝りたい。しばらく前から、あなたと友達でいても自由を感じられずにいた/楽ではなかった/楽しくなかった/自分が認められているように感じられなかった/話を聞いてもらえるように感じられなかった。これはもっと早く伝えるべきだった」

それから、近頃は相手と一緒にいるときにどう感じているかを正直に話そう。「近頃あなたと一緒にいると、自分らしくなれないと感じる。今はなりたくないような過去の自分にとらわれているように感じる/私にとって本当に大切なことを表現できないと感じる/あなたの選択や価値観が私ととても駆け離れていて、ぶつかっているように感じる」

そして最後に、これからどうしたいかについて述べること。「私たちが以前持っていた友人関係は私にとってこれからもずっととても大切なものであり続けるけれど、毎週会ったり/一緒に休暇を過ごしたり/毎週電話したりはもうしたくない。1年に2、3回会うことにしてもいい?/今後は会わないようにして、どこかでばったり出くわしたときは温かく接するようにしてもいい?」

可能であれば、両者が条件に合意するのが最善だが、最終的にきっぱりとした態度を取るかどうかはあなた次第だ。今後その人と会いたくないなら、会うことを提案しないこと。

一つ警告しておくべきこととして、有害な友人は最後に言い返さないと気が済まないことが多い。友人から、自分の方こそもうあなたとは友達でいたくないと言われたり、年に2回会うことを提案したのにもう二度と会いたくないと言われたりしても、反論しないこと。悪い言葉を投げかけられたように思えるかもしれないが、これは実はありがたいことだ。友人関係を終わらせたのがどちら側だったとしても、互いにとって大きくためになることをしているのだ。

英企業スクール・オブ・ライフ(The School of Life)は「これらはどれも残酷なものではない」としている。「ただ2人を解放し、より深い意味での友情の真価を示せるようにしているだけだ」

編集=遠藤宗生

ForbesBrandVoice

人気記事