変化する経済を生き抜く人 共通する5つの性格

oneinchpunch / shutterstock.com

あなたは求職者として、必要なスキルや職務経験などを全て満たしているかもしれないが、実はキャリアの成功には性格も重要な役割を担っている。実際に、個々の人格的特徴が業務遂行能力に直接関係することは、複数の研究によって示されている。

Virgil Careersの創業者で最高経営責任者(CEO)のロン・ミッチェルは「仕事の世界は急速に変化している。グローバル化、オートメーション、ギグエコノミーなどは、成功に必要なスキルだけでなく、成功につながる性格タイプに影響を及ぼしている」と語る。同社は、求職者が希望の職に就くための支援をする人材開発・採用サービスを提供しており、ロンはキャリアエキスパートとして数千人の学生や社会人の就職、転職、昇進をサポートしてきた。

「今の職場にはさまざまな性格の人がいるが、中には将来の仕事の世界での前進に有利なものと、そうでないものがある」とロンは指摘する。では、どのような性格が成功につながるのだろう? 以下に、現代の職場で成功をつかみやすい性格をいくつか紹介しよう。

・冒険好き

旅行や海外生活、出自が異なる人々との交流をいとわない性格は、グローバル経済での強みとなる。冒険心のある求職者は、自分のキャリアにおいてリスクを冒し、より不安定ながらも革新的な企業での成長機会を選ぶ傾向にある。さらに、新しいスキルの習得にも積極的で、部署や役職を超えて仕事ができる可能性がある。

・自己主張が強い

自己主張の強い人は革新的なソリューションを追求しようとする気持ちが強く、成功しやすい。自分のアイデアについて、統計データや情報に基づいて周囲を説得できるため、社内で新たな取り組みを立ち上げることも多い。

・独創性がある

独創性のある人は、グローバル経済でも競争力を保ち成功できる。独創的な従業員は、職場で絶えず変化する必要性にも対応でき、新たな問題にも独創性をもって取り組むことができる。

・洞察力がある

洞察力のある従業員は、自分が観察したものや新しい情報を理解し、問題解決に適用できる。また、異国の環境への適応能力も高いため、出自の異なる人たちとも効果的に関わり合える。

・勤勉

勤勉な人は、新しい情報や人脈、学習機会を得ることに対しても誰よりも積極的だ。職業人としての自分を高めつつ、会社の成長にも貢献する。

編集=遠藤宗生

ForbesBrandVoice

人気記事