職場に50歳以上の従業員が必要な10の理由

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6. 協力的

経験豊富な労働者は、他者に手を差し伸べることの見返りを熟知している。彼らはチームワークを大切にする。

実際のところ、50歳以上の労働者の多くにとって、「プレイヤー」になることは若いころより簡単なことだ。人生において自尊心が重大だった時期はすでに過ぎ、さまざまな人たちと働くことは彼らにとって、エネルギーを与えてくれることに変わっている。

7. リーダーシップ・スキル

数十年にわたって働いてきた人たちは、多くが優れたリーダーたちだ。それは主に、身に付けたコミュニケーション・スキルのためだ。

彼らの職業人生において、コミュニケーションはメールやソーシャルメディアに支配されたものではなかった。そのため、現在の若い労働者にとっては問題になることも多いコミュニケーション・スキルや社交術を、仕事を通じて磨いてきている。

8. 基本的スキルとネットワーク

年齢の高い労働者は、管理、マーケティング、財務に関する経験と、業界に関するより豊富で深い知識を持っている。

ボストン大学の研究機関が実施した調査によると、雇用主の46.3%が、「高年齢の従業員はより強固な仕事上のネットワークを築いている」と答えている。若い従業員について、同様に回答した雇用主は30%だった。

9. 生産性

年齢の多様性は組織のパフォーマンスを向上させる。調査によると、年齢の異なる従業員からなるチームを組織している企業の方が、どの年齢の従業員の生産性も高いことが分かっている。

10. 指導者

高年齢の従業員たちは、若年の従業員がスキルを身に付ける上で重要な役割を果たしている。一方で、年上の世代が年下の従業員たちから学ぶことも多い。異なる世代が互いから学ぶことで、誰もが働きたいと思うような職場になっていくだろう。

編集=木内涼子

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