節約の仕方にも盲点があった、5つの意外な方法

(Abraham/by Getty Images)

わずかな収入しか得られない仕事をいくつかこなしても、大した違いは生まれないと考えているかもしれない。だが、数学に反論することはできない。

毎週100ドル(約1万円)の追加収入を得たとすれば、年間で5000ドル近く余計に稼いだことになる。ばかにできない金額だ。お金を節約したい、あるいは収入を増やしたいと考えている人には、次の5つの方法をお勧めしたい。

1. 「小銭に賢く大金に愚か」にならない

真剣に貯蓄を増やそうと考えているなら、わずかな収入を得るためにせっせと働いたり、食料品店でほんの数ドルを節約することに精を出したりする前に、まず生活費にどのくらいを使っているか計算してみることだ。

そして、どこで節約できるのかを明らかにすることが重要だ。住宅費は手取り収入の30%以下にすること。家計の固定費を削減することは、劇的な違いを生むことになる。貯蓄は毎月、継続的に行っていくものだからだ。家賃が200ドル減れば、数年間で数千ドルの節約になる。

2. 「成分献血」で収入を得る

誰かの役に立ち、同時にいくらかの追加収入を得たいと考えているなら、これが最適の方法だ。米国では血漿を提供することで、毎月300~400ドルを稼ぐことができる。提供された血漿は、外傷、重度のやけど、その他の医療的緊急事態に苦しむ人の命を救うことに役立つ。

3. 好きなスポーツの「審判」になる

スポーツが大好きな人なら、休日に試合の審判をすることが追加収入を得るための素晴らしい方法になるだろう。

そうすることで得られる「ボーナス」は、運動もできるということだ。健康のためになり、将来の医療費の節約にもつながるかもしれない。運動をして、さらに争いの解決方法を学ぶことによって、お金をもらうことができる。

審判になるためには、そのスポーツとルールに精通していなくてはならない。だが、スポーツ好きにとって、追加収入を得るためのこれ以上の方法はなかなかないだろう。

4. 買い物で「稼ぐ」

クレジットカードの使用でキャッシュバックが受けられるという特典は、もう何年も前からある。だが、イーベイツ(Ebates)のようなサイトを利用すれば、追加のキャッシュバックが受けられることを知っている人はそれほど多くない。

キャッシュバックで生計を立てることはできないだろう。それでも、取り戻せる分を手に入れて貯金に回し、お金に関する目標をより速く達成することに役立てないのは愚かなことだ。

5. コンタクトレンズを「最高値」で買わない

多くの人が、自分には選択肢があるということに気付いていない場合がある。例えば、コンタクトレンズを買うには処方箋が必要であることから、どこで購入しても価格は同じ、あるいは検眼医から買わなくてはいけないと思っている人も多い。

だが、実際には店舗によって、価格は大きく異なる。比較した上で購入する店を選ぶのは重要なことだ。

カヤックやその他の旅行比較サイトで価格をチェックせず、航空券を購入することはないだろう。コンタクトレンズも同じだ。繰り返し購入するものの場合、節約できる金額はかなり大きくなると考えられる。

編集=木内涼子

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