ビジネス

2019.08.11 19:00

「SWITCH」を創刊に導いた、あるロックスターとの出会い


<新井敏記のある1日>

08:00 起床
09:30 出社
10:00〜11:30 デスクワーク
11:30〜12:30 ランチミーティング
13:00〜14:00 打ち合わせ
15:00〜16:00 取材
16:00〜18:00 企画会議
20:30 退社
21:00 帰宅
21:30〜22:30 夕食
22:30〜23:00 風呂
23:00〜02:00 原稿執筆
02:00〜04:00 読書・ネット映画鑑賞
04:30 就寝

<絵日記とモンブランの「トラベラー」>



黒田征太郎さんにいただいた、世界でたった1冊の絵日記。16歳で家出をして船乗りに、その後イラストレーターとなり、NYにも長く住んだご自身の半生が紡がれています。「貸しているだけ」と本人には言われていますが(笑)、僕の大切な宝物です。



万年筆は自分への褒美で購入したり、スタッフにプレゼントしたり。これはジャーナリスト・古波蔵保好さんにいただいた1本で、旅の必需品です。

<コヨーテの頭骨と会社のカフェ>



写真家・星野道夫さんの盟友だったという狩人とアラスカを旅した際に拾ったもの。『Coyote』の第2号は星野さんを特集したのですが、雑誌名はトリックスターであるこの動物名をつけました。



「読者と直接触れ合える場所を」と考え、会社の引っ越しを機に「Rainy Day Bookstore & Cafe」をオープン。定期的にトークイベントや音楽イベントなども行っています。


あらい・としのり◎1954 年、茨城県生まれ。日本大学芸術研究所卒。85 年に『SWITCH』、2004年に『Coyote』、13年に『MONKEY』を創刊する。主な著書に『モンタナ急行の乗客』『池澤夏樹 アジアの感情』『人、旅に出る』など。

構成=堀 香織 写真=yOU(河崎夕子)

この記事は 「Forbes JAPAN 社会課題に挑む50の「切り札」」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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