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アイデアを思いつくのは簡単だが、それを実現しようとしたり、他人を巻き込んだりするのは難しい場合がある。周囲の人々の中には、あなたのアイデアには変化が伴うため、難色を示す人もいるだろう。

組織マネジメントの専門家であるマイケル・ハマーとジェイムズ・チャンピーが著書『リエンジニアリング革命』で指摘しているように、人は他人にのみ影響するような変化については気に留めない。しかし、影響が自分に降り掛かってくるとなると話は別だ。変化を伴うアイデアを推進したいなら、以下の3点を覚えておくべきだ。

1. 反発を予想する

ハマーは、「20対60対20」の法則がこれに当てはまると述べている。企業内では、変化を受け入れられる人は20%、どちらつかずの人は60%、変化を決して受け入れない人は20%の割合で存在する。

ハマーいわく、変化に抵抗は付きものだ。反発は予想しておくべきであり、それによって方向転換を強いられてはいけない。変化を受け入れる20%の人を味方に付ければ、懐疑的な60%の人の一部を賛成派に取り込めるかもしれない。成功する人は、抵抗は自然な反応であることを承知している。また、成功するためにはひとり残らず自分の味方に付ける必要のないことも理解している。

2. 自分のアイデアに自信を持つ

20対60対20の法則を知っていても、自分の提案に反対する人がいるとわかると、自信が持てなくなる。そうした不安を乗り越える努力をしよう。成功する人は、自分のアイデアは自分の利益ではなく、組織全体の利益を考えたものである、ということを肝に銘じる。

3. 常に周囲の意見に耳を傾ける

あなたは自分のアイデアに自信があり、それを嫌う人がいても平気だと思っているかもしれないが、それでもさまざまなアイデアを受け入れるのがリーダーというものだ。成功する人は仲間の意見に耳を傾け、広い視野を持ち、周囲の声を検討する努力をする。

公正なプロセスに向けた努力をしていることを示し、仲間が何かを強制されていると感じないようにしよう。周囲からの質問に答え、懸念事項について問いかけること。アイデアや変化を成功裏に実現させるために必要な研修やサポートを検討すべきかもしれない。対話をすること。周囲からの支援を取り付け、自分たちがプロセスの一部だと感じられるようにしよう。

変化を伴う自分のアイデアが他人にも影響を与える場合、難しい状況を生み出す可能性がある。成功する人は、抵抗を予想し、自分のアイデアに自信を持ち、周囲の意見に耳を傾け続ける。あなたには組織を前進させる責任があることを認識し、受け入れよう。

編集=遠藤宗生

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