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およそ1万8000軒の小規模レストラン(それぞれ10店舗までが加入)がメンバーとなっている米国最大のレストランの共同購買組織(GPO)、ダイニング・アライアンス(DA)によれば、代替肉の購入に充てられた金額は、2017年には前年比22%増を記録。2018年は前年から4倍に増えた。

ただ、生産者などとの価格交渉を行うDAによると、代替肉の需要は急速に伸びているものの、レストランで注文されるタンパク源に占める割合は、0.1%に満たない。

またDAの社長は、消費者は食品に関してより多くの選択肢を求めており、レストランは植物由来の代替肉の提供によって来店客数を増やしたい考えだが、それらが従来の肉に取って代わることはないとの見方だ。

代替肉は高級品だ。レストランの代替肉の平均価格は、過去2年間に1ケース当たりで29%上昇。80ドルとなっている。その他のカテゴリーの商品よりも、急速に値上がりしている。

ニールセンのデータによれば、植物由来の代替肉はスーパーマーケットで、1g当たり10セントで販売されている。一方、牛肉はその半額以下の同4セント。鶏肉と豚肉、七面鳥は同2セントだ。

ニールセンは、「イノベーション、健康とウェルネス、社会的な配慮という観点から」、植物由来の食品は今後も成長を続けると予想している。だが、「それでも食肉は手ごわい。回復力もある。…植物由来の代替品が、伝統的な肉を消滅させることにはらないだろう」とみている。

編集=木内涼子

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