航空各社トップの「長すぎる」在任期間、エアアジアCEOが批判

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オーストラリアのカンタス航空のアラン・ジョイスCEOも、今後の計画について聞かれることが増えている。ただ、それは年齢のせいではない(まだ53歳だ)。同社事業を立て直すために推進した変革プログラムが成功を収めたとみられており、今後の仕事はそれに比較すると、色あせたものになると考えられているためだ。

ジョイスは豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドに対し、今年に入って会長からあと3年は現職にとどまってほしいと言われ、同意したことを明らかにした。また、「取締役会と株主が望む限り、そして自分が仕事を楽しめる限り、仕事を続ける」と語っている。

エアアジアCEOは「生涯現役」?

フェルナンデスは、引退は完全にやめることを意味し、その後もパートタイムで企業に関わり続けることではないとして、次のように述べている。

「私が退任すると言ったときには、本当にやめる」

「他の国(の航空機会社のトップたち)のように、メンター(指導者)や先輩になるつもりはない。ただ引退する」

だが、実際にそうするのは、いつになるのだろうか?

フェルナンデスは、「ブラジル便を就航させ、コパカバーナ・ビーチでサッカーができるようになったら引退する」と冗談を言っている。さらに、それは実際には、「私が生きているうちに実現できるかどうか分からない」話だという。

編集=木内涼子

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