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アマゾンのCEO ジェフ・ベゾス Gettyimages

アマゾン創業者でCEOのジェフ・ベゾスが8月1日から2日にかけて、9億9000万ドル(約1050億円)相当のアマゾンの株式を売却していたことが判明した。ベゾスは税引き後で推定7億5000万ドルのキャッシュを入手したと推定できる。

ベゾスは7月の末に18億ドル相当のアマゾン株を売却していたが、この売却はベゾスと彼の元妻のマッケンジーとの離婚調停の成立を受けてのものだった。

世界で最も裕福な人物であるベゾスの保有資産は、8月5日のアマゾンの株価をベースに試算すると現在1101億ドルとされている。アマゾンの広報担当は株式の売却の目的についてのコメントを避けている。

しかし、今回の株式の売却の目的は、ベゾスが2000年に創設した宇宙探査企業「ブルー・オリジン」への資金注入に向けてのものと見られている。ベゾスは2017年の宇宙関連のカンファレンスで、アマゾンの株式の一部を売却してブルー・オリジンの資金に充てると宣言していた。

8月5日に米証券取引委員会(SEC)に提出された書類に、ベゾスは53万株以上のアマゾン株を売却したとの記載がある。彼は1株あたり約1900ドルでアマゾン株を売却していた。

世界の株式相場は、中国の人民元引き下げの報せを受けて急落し、5日の取引終了時刻のアマゾンの株価は1765ドルとなっていた。ベゾスは、株が値下がりする直前のタイミングでの売却に成功していたことになる。

編集=上田裕資

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