Close RECOMMEND

世界38カ国、800万人が愛読する経済誌の日本版


若い世代の皆さんには福沢諭吉の『学問のすゝめ』がオススメです。この本には「人々が自ら学び、考え行動し、自立することが、国家の自立にもつながる」ということが書かれています。つまり学問の目的は、自立することだということです。

いまはインターネットで簡単に体験記などが読めて、自分自身が経験したようになり、客観的になりがちだと感じています。しかし、自分にしかできないことが絶対にあるはずなので、「Act or Die」でとにかく行動してほしいです。行動することは「自分の天命を知る」ことにもなるのです。

10代のころの自分を振り返ると、視野が狭く、情報や知識も少なく今よりもずっと浅学でした。しかし、政治に関心があり、「世の中の役に立ちたい」という情熱だけはありました。その思いは今も変わっていません。

そして20代を振り返ると、全ての経験は繋がっているのだと思います。自衛隊時代の航空機整備士の技術は直接的には役立たないけれど、ロジスティクスの重要さを認識し、細かい仕事を丁寧にする意識が身に付きました。また、あの時に体を鍛えたから、あまり体調を崩すことはありません。

非連続のキャリアに見えても、実は全てが繋がっているのです。まだまだ終身雇用の考えも根強いですが、これからの時代、キャリアパスは関係ありません。誰かに何と言われようと、人と比べず、自分の軸を持ってくださいね。


にき・たかつぐ
◎1986年奈良県生まれ。デジタルハリウッド大学院修了。同メディアサイエンス研究所研究員。早稲田大学公共政策研究所招聘研究員。地域デザイン学会参与。NPO法人全世代理事。陸上自衛隊少年工科学校卒業後、航空学校を経て退職。ベンチャー企業勤務を経て、23歳で独立。選挙支援の実績は延べ100件を超える。2015年、一般社団法人ユースデモクラシー推進機構を設立し代表に就任。

仁木崇嗣が「ポリティクス部門」のアドバイザリーボードとして参加した「30 UNDER 30 JAPAN 2019」の受賞者は、8月23日に特設サイト上で発表。世界を変える30歳未満30人の日本人のインタビューを随時公開する。

昨年受賞者、「スーパーオーガニズム」でボーカルをつとめる野口オロノや、昨年7月にヤフーへの連結子会社化を発表した、レシビ動画「クラシル」を運営するdelyの代表取締役・堀江裕介に続くのは誰だ──

文=督あかり 写真=小田駿一

30UNDER30
VOL.11

「修羅の時代」20代が陥りやすいリスクとは|...

VOL.13

元エンジニア、ミシュラン「史上最速」三つ星...

PICK UP

あなたにおすすめ