最新の調査結果によれば、男性は今年も米マイクロソフトの創業者で慈善家のビル・ゲイツが1位だった(評価スコア:調査から割り出された全回答者の「称賛」にその人が占める割合は11.9%)。ゲイツは調査開始以来、毎回首位となっている。
女性のランキングでは、前回1位の米女優アンジェリーナ・ジョリーを抑え、ミシェル・オバマ前米大統領夫人がトップとなった(8.8%)。2位は同国の人気司会者、オプラ・ウィンフリー(6.9%)。ジョリーは今回、評価スコアがわずかにウィンフリーを下回り(6.8%)、3位となった。
米国のランキング
結果を米国に限って見ると、ゲイツは男性の4位となっている(6.9%)。1位はバラク・オバマ前大統領(19.9%)。妻のミシェル(11.5%)と共に、依然として非常に高い評価を得ている。
男性のランキングで2位につけたのは、現職のドナルド・トランプ大統領(11.5%)。3位は俳優のクリント・イーストウッド(7.5%)だった。
女性で2位となったのは、連邦最高裁判事のルース・ベイダー・ギンズバーグ(10.4%)。ファーストレディのメラニア・トランプ(8.30%)は3位となった。
一方、今回のランキングで注目すべき人たちは、男性では来年の大統領選に向け、野党・民主党の候補指名を争うジョー・バイデン前副大統領(6位、4.8%)と、バーニー・サンダーズ上院議員(7位、4.7%)だ。
女性ではトランプ大統領の長女、イヴァンカ・トランプが11位につけた。また、41カ国・地域でのランキングでは3位に入ったジョリーは、国内では14位にとどまっている。
以下、米国で最も称賛される人物のトップ5を紹介する(かっこ内は評価スコア)。
男性
バラク・オバマ(19.85%)
ドナルド・トランプ(11.59%)
クリント・イーストウッド(7.47%)
ビル・ゲイツ(6.88%)
ドウェイン・ジョンソン(6.05%)
女性
ミシェル・オバマ(15.37%)
ルース・ベイダー・ギンズバーグ(10.43%)
メラニア・トランプ(8.30%)
エレン・デジェネレス(6.61%)
エリザベス英女王(6.48%)
出処:YouGov