「ソースミュージックは今後、ビッグヒットの傘下で運営されるが、マネージメントチームの独立性は維持し、レーベルのカラーは保っていく」とビッグヒットは声明で述べた。
ビッグヒットは今年3月、BTSの弟分的ポジションのグループTXT(トゥモロー・バイ・トゥギャザー)をデビューさせた。今回の買収はアーティストの多様化戦略の一貫とみられる。男性グループで成功を収めたビッグヒットは、ガールズグループでもその成功を再現しようとしている。
2005年にビッグヒットを創業したパン・シヒョクは「ソースミュージックと当社の間には、マネージメントやプロモーション面で多くの共通点がある。2社が協力してより大きな成功を目指していく」と述べた。
ビッグヒットは10代のためのヒップホップコンテスト「HIT IT 7」を開催し、ヒップホップ分野でも新たな才能を発掘しようとしている。同社は来年、ソウルの龍山区の19階立てのビルに新社屋を移転する計画と報じられている。
ソースミュージックCEOのSo Sung Jinはプレスリリースで「ビッグヒットはグローバルレベルで成功を収めている。今回の提携によってさらに多様なアーティストを世界に送り出していきたい」と述べた。
ビッグヒットとソースミュージックは以前から協力体制をとっており、既に解散したGlamや8Eightなどのグループの共同マネージメントを行っていた。元8Eightのイ・ヒョンは現在、ソロアーティストとしてビッグヒットに所属している。
韓国の現地メディアは、ビッグヒットが既に3社目の芸能事務所の買収交渉を進めていると報じている。