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SunyawitPhoto / shutterstock.com

中国の広東省本拠の化粧品メーカー「丸美化粧品(Marubi Biotechnology)」が7月25日、上海証券取引所に上場を果たした。これにより新たなビリオネアが誕生した。

丸美の株価は、初日に取引所が定める上限の44%まで上昇した。同社会長のSun Huaiqingと妻のWang Xiaopuらは発行株式の81%を保有しており、彼らの保有資産の合計は14億ドル(約1520億円)に達した。

丸美の株式の9%は、フランスのLVMHの関連会社であるL Capitalが保有している。丸美を創業したSunとWangの夫妻は2013年に同社の株式の10%を4000万ドルでL Capitalに売却し、ブランド価値を高めてきた。

丸美が最初にIPO申請を行ったのは2014年で、その後、2016年と2018年にも申請を行い、今年に入ってようやく上場を果たすことに成功した。丸美はスキンケアブランドのHarukiや、化粧品ブランドのPassional Loveでも知られている。同社はP&G傘下のメーカーと競合状態にある。

丸美は今回のIPOで1億2260万ドルを調達し、新たな資金で製造とマーケティングを強化する。同社の2018年の売上は2億2900万ドルで、営業利益は6000万ドルだった。売上は前年比16%増、利益は前年比33%増だった。

中国の化粧品市場では上位10社が、国内市場シェアの50%以下しか取れておらず、そのうち中国企業は2社のみだ。丸美の創業者のSunは、重慶市の工場で20年以上働いた後、2000年に同社を設立していた。

中国はビリオネア数において、米国に次いで2位の国になっている。

編集=上田裕資

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