相談相手はあっている? アドバイスを求めるべき3つのタイプ

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私たちは、誰かに見守ってもらっていると安心できる。サポータータイプの人に相談しているうちに、自ら解決するアイディアが浮かんだりすることもあるはずだ。ただし、相手の人との間係は、親しすぎないほうがよいかもしれない。いつでも、すぐに聞ける状態は、相手に依存してしまうことがある。問題が解決したあとも、距離が近いと、相手に管理されているような気分になったりする。

サポートしてくれる人を親族にするのも慎重にしたい。あなたをよく知っている人に尋ねると、相手はあなたの能力に見合った回答を無意識にしてしまう。あるいは、自らの願望をあなたに託して、甘い見通しをすることもあるからだ。

マナー違反やNGとなる場合

最後に、そもそもコンサルテーションを生業にしている人に、専門分野の内容を雑談のように尋ねるのはマナー違反だ。付け加えるなら、いずれの3つのタイプでも、責任感の強すぎる人に聞くのもNGだろう。軽い気持ちで尋ねたつもりでも、解決できなければ相手にとっては負担になる。

さらに、尋ねるときは大勢の前で聞くのは望ましくない。相手が答えられなければ、恥をかくという、無用なプレッシャーをかけてしまうからだ。そして、親切に教えてもらったあとは、感謝をこめて結果や経過を報告するのもマナーだろう。

連載:表現力をよくするレシピ
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文=中井信之

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