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「スナップチャット」運営元の米スナップの株価は、7月23日の決算発表を受けてさらに上昇した。アンドロイド版アプリのリニューアルが功を奏し、インタラクティブなゲームやレンズの新機能も好評を博している。

スナップの今年第2四半期(4〜6月期)の純損益は2億5520万ドル(1株当たり19セント)の赤字だったが、赤字幅は前年同期の3億5330万ドル(同27セント)から縮小した。売上高は48%増の3億8800万ドル(約420億円)で、アナリスト予想の3億6000万ドルを上回った。

スナップチャットの1日のアクティブユーザー数(DAU)は2億300万人で、アナリスト予想の1億9170万人を上回った。スナップの株価は時間外取引で一時10%余り上昇し、共同創業者のエヴァン・シュピーゲル(29)とボビー・マーフィー(31)の保有資産はそれぞれ3億6000万ドルの上昇となった。

彼ら2人は両名とも18%の同社の株式を保有しており、保有資産はそれぞれ約37億ドルとされている。

「アンドロイドアプリの改良により、スナップチャットを初めて利用するユーザーの滞在率を10%以上高めることができた」とシュピーゲルは声明で述べた。DAUの伸びは、2四半期連続となった。

スナップチャットは昨年の大部分を、不評だったアプリの改善に投じ、利用者を伸ばすことに成功した。スナップの株価は今年に入り、2倍以上の伸びとなった。年初に6ドル以下だったスナップ株は現在、14ドル付近で取り引きされている。

今年4月にスナップはSnap Gamesをアナウンスした。さらに、年齢や性別を変えることが可能な特殊なレンズ機能もリリースした。スナップは2017年にIPOを果たして以降、業績の低迷にあえいでいた。しかし、スナップ株は今年に入り最も高パフォーマンスなテック系銘柄の一つとして浮上している。

編集=上田裕資

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