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クリスティーヌ・ラガルド / Getty Images

国際通貨基金(IMF)専務理事のクリスティーヌ・ラガルドは先日、欧州中央銀行(ECB)の次期総裁に指名された。ラガルドは同職を担う初めての女性であり、初の弁護士となる。

彼女は既に成功を収めているが、さらに成功を重ねている。ラガルドはIMF初の女性専務理事で、その前には国際法律事務所大手ベーカー&マッケンジー初の女性会長を務め、仏政府の閣僚ポストもいくつか務めている。

ラガルドの成功と力の秘密は何だろう? ここでは、ラガルドが前進を続ける理由であり、あなたにも高い地位の仕事をもたらすかもしれない3つの要素を紹介する。

1. 他者とは違う仕事の経歴を持つ

ラガルドは弁護士で、経済専門家ではない。彼女は、非経済分野の出身者として初めてユーロ圏の金融政策に影響力を持つようになる。この仕事を務める上で、ラガルドには経済分野での従来型の経験が不足していると批判する人もいるが、これこそ彼女がこの仕事を射止めた理由の一つかもしれない。

自分の分野である一定のレベルに達すると、全ての人の経験が同じように見えることがある。そこで何か違うもの(他とは異なる専門性やスキルなど)を持つことで、他の人から自分を差別化できるようになる。自分が求める役割を得るために、型にはまった経歴を持つ必要はない。あなたを成功に導くものは、どういったものであれ経験だ。自分がこれまでしてきたことに縛られて他の分野や領域を無視しないように。あなたが他者と異なる点が、仕事を獲得する要因になるかもしれない。

2. 駆け引きに優れている

法律や政府、金融はタフな分野だ。容赦ない男性支配的な分野で、そこで働く人たちはうそつきだと思われることもある。ラガルドは賢い交渉者として知られており、政略が渦巻いていること、その駆け引きにどう対処するかを理解していたため、この分野をうまく切り抜けてきた。

好き嫌いに関わらず、組織の運営には政略が影響しており、あなたの成功にも影響することがある。政略的な要素の存在を無視して関わらないようにしていてはあなたの損だ。駆け引きとは、物事が実際どのようにして達成されるかを理解することだ。成功者は、望むものを手に入れるため自分がどの位置につけばよいかを知るため駆け引きを利用する。駆け引きとは戦略的になることであり、相手を欺くことではないのだ。

自分の仕事について、しっかりとした知識をつけること。あなたの名前を将来業界の中で認識してもらえるよう、特に影響力のある人と知り合いになる必要があるかもしれないし、協力関係が必要になるかもしれない。あるいはプロジェクトへの支援が必要な場合、誰かの仕事を手伝う必要があるかもしれない。したくないことに取り組まなくてよいように、まずは自分が支援する人やプロジェクトを選ぼう。汚い策を弄する必要はない。ただ駆け引きに応じる必要があるだけだ。

翻訳・編集=出田静

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