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2019.07.23 07:30

内定承諾前に考慮すべきたった一つのこと

Gettyimages

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仕事をうまくこなすことはできても、その企業文化が好きでなかったり溶け込めなかったりすれば、仕事に満足できないかもしれないし、長く続かないかもしれない。

企業文化は企業の個性であり、経営者により定義され、従業員により強化される。企業文化にはその企業の理念や働き方、オフィス環境、価値観、方針などが含まれ、企業文化に合う従業員は合わない従業員よりも職場での幸福度や満足度が高まるとされる。

内定を得た新卒者や、転職のオファーを吟味中の人は、その内定を承諾する前に企業文化について調査をすることが非常に役に立つ。リンクトインやキャリアビルダーなどの職業関連サイトのおかげで、世界中の企業の従業員と簡単につながれるようになったが、その一方で本当の企業文化を知ることはまだ難しい。

とはいえ、真実にできる限り近いところまで理解するためできることはいくつかある。私は、人事管理ソフトウエア企業ハイボブ(Hibob)のロニ・ゼハビ最高経営責任者(CEO)に、内定承諾前に企業文化をできる限り正確に把握するコツを聞いた。

・まずはインターネットで調査

その企業がインターネット上で公開している情報と、雇用主としてのブランドを考慮しよう。企業のウェブサイトやソーシャルメディアのページから多くの情報が得られる場合がある。企業のウェブサイトが漠然としていて、従業員に関してあまり多くのことが書かれていない場合、その企業は従業員をあまり大切にしていないのかもしれない。

さらに、その企業のソーシャルメディアのページも見てみよう。従業員の大きな功績を紹介したり、新入社員や昇進、退職についての発表を投稿したりしているだろうか? 従業員をネット上で宣伝することに時間を費やしている企業は、従業員の努力や人柄を評価している可能性が高い。

とはいえ、企業は常に自社を良く見せようとするものなので、企業の公式ページ以外の情報源も確認すること。グラスドアや非公開のフェイスブックグループなど、ネット上の他の情報も調べ、過去や現在の従業員・顧客が、その会社についてどう考えているかを確認すること。
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編集=遠藤宗生

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