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2019.07.22 12:30

リーダーとしての「タフさ」を示す10の特徴

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リーダーの肩書きを与えられれば、誰しもが自分は権力を得たと感じるだろう。自信が高まり、会社から評価され、信頼されていると感じる。ただ、それと同時に強い自己不信の感覚に襲われることもある。

小売企業で地域担当マネジャーを務めるカリは最近、私たちに対し「上司が私の能力を信じてくれていると感じるが、自分が部下から有能なリーダーとして見られているかどうかは確信が持てない」と語った。

自己不信に陥っているのはカリだけではない。リーダーとしての役割に関する懸念は、特に新たに管理職になった人の間ではごく一般的だ。こうした人たちは、これまで上司の歓心を買うことに全キャリアを費やしてきたと思ったら、今度は(時に一夜にして)部下からの尊敬を集めるという課題に直面している。「上司よりも自分の部下の方が怖い。タフになる必要があると感じる」とカリは語る。

「タフなリーダー」と聞くと、多くの人は部下をあくせく働かせる上司や、部下との個人的なつながりを避ける上司、あるいは部下の組織内での地位を脅かすような上司を思い浮かべるかもしれないが、私たちは「タフさ」を異なる視点から見ている。本当にタフなリーダーは、従業員を叱りつけたり恐怖心を通して管理したりする人ではないからだ。本当にタフなリーダーは、リーダーシップの難解な課題に真正面から取り組む人だ。

リーダーとしてのタフさを示す10の特徴は次の通りだ。

1. 直観を信じる

あなたは、リーダーとしての素質を見出だされ、周囲の人々とどう関係を作ってきたか、周囲の成功をどう支援しているかを認められた。あなたには、人々を支援する生まれつきの直観がある。それが、過去のリーダーから学んだネガティブな教訓に埋もれてしまわないようにすること。過去に出会った口出し過多なリーダーではなく、自分の直観を信じ、自分らしいリーダーになること。

2. 自分には知らないことがあると分かっている

リーダーだからといって、全ての問いへの答えを知っている必要はない。答えを探すために時間をとってもよいし、そうすることで部下との信頼も構築できる。こうすれば、自分が全ての問いへの答えを持っているわけではないことを分かっているものの、一緒に答えを見つける意志があることを示せる。
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編集=遠藤宗生

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