経済・社会

2019.07.20 08:30

フェイスブックの参院選投票キャンペーンは、若年層に訴求するか

画像提供:facebook


━━日本で初めてインスタグラムの選挙スタンプを始めたのはなぜでしょうか。
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総務省の調査によると10代・20代・30代の若年層の投票率は他の年代と比べて低い水準にとどまっており、若年層への選挙啓発が重要な課題となっています。

今年3月に、国内で3300万アカウントを超えたなかで、若年層の方々はストーリーズも含めとてもアクティブに使っていただいていることから、日本で選挙スタンプを導入するにあたり、特に若年層の投票率向上のサポートをしたいと考えました。

━━世界各地で選挙キャンペーンを実施していますが、どのような効果があったのでしょうか。
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選挙スタンプの利用状況に関するデータは公表していませんが、多くの利用者の方々がスタンプを使って投票したことを家族や友達に報告したり、著名人がスタンプを使ってフォロワーに選挙への参加を促したりするケースが見られました。

アメリカの選挙では選挙当日、ピーク時には最大で1分あたり1000人が選挙スタンプをストーリーズで使用したとわかっています。(以上、担当者談)

世界では23億人以上が使っている最大級のプラットフォームであるフェイスブック。利用者の信頼を回復しながら、キャンペーンはどこまで成功するのか。日本における課題でもある若年層の有権者の投票率が少しでも上がるように期待したい。

文=井土亜梨沙

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