・通知をオフにする
緊急性のない通知は全てオフにすること。例えばフェイスブックやツイッターなど、「フォロー」機能のある全てのアプリや、メールの着信通知も同様だ。あなたは既に必要以上にスマホをチェックしているのだから!
新しいアプリをダウンロードしたら、通知をオフにする(またはオンに設定しない)。重要な通知でも、音やバイブレーターを切り、ロック画面に表示させないようにする。スマホを開いた時に気付くかもしれないが、少なくとも一連のチェックを始めようという気にはならないはずだ。最終的には、必要のないアプリや生産性を下げるアプリを削除してスマホを大掃除すると良い。
・デトックスする
人はスマホに依存しやすい。デジタルデトックスによってストレスを軽減し、人との交流や自然との触れ合いに時間を割くことを検討しよう。
書籍『Off: Your Digital Detox for a Better Life(オフ 生活向上のためのデジタルデトックス)』の著者ターニャ・グディンは「人は電話から離れた際の気分の変化に驚き、それを続けたいという気になる」と指摘する。グディンは、スマホから離れて活力を取り戻すための7日間のデジタルデトックス法を考案した。
1日目:夜は寝室にスマホを置かない。翌朝起きるためには目覚まし時計を使うか、別の部屋に置いたスマホのボリュームを上げておき、アラームが聞こえるようにする。これは1週間続けること。
2日目:帰宅後はスマホを中心的な場所へ置いておく。スマホをチェックする必要があったら、(スマホを持ち歩くのでなく)置いてある場所へ移動する。
3日目:スマホで仕事のメールをチェックできないようにする(関係者には事前にその旨を伝えておくこと)。
4日目:ディナー、ランチ、夜のイベント、ジムなどへ出掛ける際にスマホは持ち歩かない。
5日目:スマホを終日機内モードにしておき、必要な場合にのみオフにする。
6日目と7日目:デジタルデトックスの仕上げとして、金曜の午後7時から月曜の午前8時まではスマホの電源を切り、使用しない。
テクノロジーは捨てることはできないため、それをどう管理するかはあなた次第だ。タップ、スワイプ、クリックの数を減らすことができれば、もっと人とつながり、コミュニケーションを取り、いろいろな経験ができるようになる。