新たな仕事に就いたときにまずすべき5つのこと

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新しい仕事に就いたばかりの1カ月は最も重要で、課題が多い時期だ。短い時間の中で多くのことを学ぶことが期待されていて、新たな上司の期待に応えられるように自分でもプレッシャーをかけている。新たに始めた仕事で確実に成功できるようにするため、次の5つのことを実践しよう。

1. 質問をする

質問をすることは、新たな仕事を始める際にできることの中で最も重要なことだ。新人研修のプロセスがどれほど徹底的に行われたとしても、それだけでは必要なことを全て学ぶことができない。推測するのではなく、質問をすること。あなたが全てを理解していること、さらにはトレーニング中に学んだことを全て覚えていることを期待する人はいない。

あなたが質問をし、支援を求めても、あなたのことを軽んじる人はいないはずだ。逆に同僚からはさらに尊重されるようになるかもしれない。あなたが謙虚で知ったかぶりではないこと、チームプレーヤーになることを望んでいることを相手に示すことができる。あなたが学ぶことを望んでいて、必要なときには支援を求めることも恐れないことを上司は確実に評価するだろう。

2. 職場仲間を見つける

新たな仕事を始めたときにすべきことの一つは、職場での仲間を見つけることだ。職場仲間とは基本的に、新たな仕事に定着するための案内役となる人だ。あなたに、新人研修では網羅されていないことを全て教示し、どのようにしてチームが機能するかや上司はどのような人かなどについて見識を与えてくれる。あなたと近い距離で働いている同僚が職場仲間になるのが理想だ。そうすればいつでも質問できる。

3. 友人を作る

新たな仕事を始めると、非常に寂しい気分になるかもしれない。その会社で全く知り合いがいない場合はなおさらだ。

職場では1日のうち多くの時間を過ごすため、頼りにできる人を見つけるのが重要だ。休憩室で会う人には自分から自己紹介をし、会社のイベントには必ず出席するようにしよう。こうしたつながりを作るかどうかはあなた次第である場合が多いので、最初のステップを踏むことを恐れないこと。

あなたのここでの目標は全員と親友になることではなく、職場での“家族”を作ることだ。職場での友情をオフィス外でも持つ必要はない。職場で支援してくれる人を持つだけで、全体的な士気が大きく向上する。新たな友人を1人作れば、その人があなたをグループに紹介し、輪が広がっていくはずだ。
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翻訳・編集=出田静

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