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今回発表されたONE BY ONEは、2020年5月までに1000名のクリエイターを束ね、企画、制作、配信までを総合的にプロデュースするプロジェクト。ONE MEDIAが用意するユーチューブ、ツイッター、VISION(LINE NEWS内の新たな動画プロジェクト)で動画を配信する。

すでにVISIONでは、モテクリエイターの菅本裕子(通称:ゆうこす)と映画監督ののむらなお、ラッパーのGOMESSと映像作家のたけうちんぐなどがタッグを組んだ動画が配信されている。

ONE MEDIAは昨年11月、アーティストやクリエイターをプロデュースする「ONE AGENCY」という新事業を発表したばかりだ。

ONE BY ONEとONE AGENCYの関連性について明石は「ONE AGENCYのコンセプトを考えた時は、キャスト側、カメラの前に立つ人をプロデュースしていくことを想定していた。しかし、ONE MEDIAを立ち上げ年数を経ていくうちに表現が固定化してきてしまった。常に新しい表現を幅を持ちながら更新していくためには、キャスト側だけでなく、作り手側に目を向けなければならない。ONE BY ONEは『1×1』で、キャストとクリエイター、あるいはクリエイターの掛け合わせであり、無限の可能性を秘めている」と熱く語った。(編注:ONE AGENCYはONE BY ONEに統合される)

クリエイターが主語になり、発信していく時代


ONE MEDIAの経営陣

またONE BY ONEの背景にはメディアがより分散化していく流れがあるという。

「SNSの登場以降、個人がメディア化し、インフルエンサーがここ数年脚光を浴びる時代になった。次はコンテンツの作り手まで分解が及ぶのではないか。つまり、主語がメディアの名前や会社名からクリエイター個人の名前になる。主語がONE MEDIAではなく、キャストやクリエイターが主語になり、発信していく時代が来る」と明石はいう。

また、セルフィー文化にも触れ、「ここ数年のセルフィー文化は新しいカルチャーを生んだ。しかし、セルフィーのコンテンツは飽和状態にある。セルフィーでは表現できない、クリエイターの視点などを取り入れていく時代になっていく。ONE MEDIAが立ち上げから培ってきた動画のノウハウやナレッジを活かし、クリエイターを応援したい。そのためにONE BY ONEを発表した」と話す。

今後について明石は、「これまで一メディアとONE MEDIAは思われていたかもしれない。しかし、今後は動画のコンテンツプラットフォームを目指す。これまでにない新しい展開をする上で、今年は土台をつくることに専念する」と語った。

文=本多カツヒロ、写真=小田駿一

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