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グーグルとフェイスブックが、アフリカ大陸の複数箇所を結ぶ海底ケーブルの敷設計画を進めていることが明るみに出た。

グーグルはポルトガルからアフリカ大陸の西岸を経由し、南アフリカのケープタウンを結ぶケーブルの計画を発表した。このケーブルは途中でナイジェリアを経由している。

この海底ケーブルはグーグルにとって世界で14番目の海底ケーブルで、ナイジェリアの作家で奴隷制廃止論者のオラウダ・イクイアーノ(Olaudah Equiano)の名に因んで、イクイアーノと命名された。イクイアーノは1750年代にナイジェリアで誘拐され、奴隷として売られた後、自由を取り戻すまでの経緯を体験記として出版していた。

グーグルによると新設されるケーブルは、以前にこの地域に敷設されたものに比べ20倍のネットワーク容量を持つという。イクイアーノは、ファイバーペアのレベルで光スイッチングを用いる初めての海底ケーブルで、必要に応じての容量の割り当てが容易に行えるという。

ケーブルはAlcatel Submarine Networksが製造し、2021年までに利用可能になるという。イクイアーノの建設は全てグーグルの資金によって行われるため、同社は建設が計画通りに進むことに自信を抱いている。

ナイジェリアや西アプリカには既に複数の海底ケーブルが敷設されており、その一つにあげられるのが、民営ケーブルの「Main One」だ。Main OneのCEOを務めるFunke Opekeは、フォーブスの2018年の「世界の女性50名」のテクノロジー分野に選出されていた。

一方で、ウォール・ストリート・ジャーナルの今年4月の記事によると、フェイスブックもアフリカ沿岸の複数箇所を結ぶケーブルの計画を進めている。そのケーブルの名は、アニメーション映画「ライオン・キング」の主人公に因んで「シンバ」と呼ばれるという。

フェイスブックはこのプロジェクトの詳細を明らかにしていないが、アフリカの通信企業のMTNとボーダフォンと合同で進める説が有力で「アフリカ大陸の東側と西側及び、地中海沿岸の複数の都市を結ぶ計画」とされている。

アフリカ大陸周辺で海底ケーブルが整備されれば、この地域でのインターネットの接続スピードが向上し、より多くのデータがやりとりされることになる。

編集=上田裕資

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