表現力をよくするレシピ

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拡大を続けるSNSの世界では誰とでも繋がれそうな気分になるが、いざというときに頼りになるのは、やはりリアルに繋がっている人だ。その意味で、日頃からのネットワーキングは重要なことに変わりない。

とはいえ、いざネットワーキングの場で、見知らぬ人に声を掛け、知り合いになるのには、なかなか抵抗感があるのではないだろうか。そのハードルを下げるには、「相手の心に余裕があるタイミング」を見計れるかがカギとなる。交流会を例にして、その方法を教えよう。

場所

まずは、参加している人に声のかけやすい場所を考えよう。人が通り過ぎてしまう場所では目立たないし、かといって動きを止めてしまう場所では避けられてしまう。

人が集まっているからといって、会場の入り口あたりにずっといるのは通行の迷惑だ。ましてや重要な人物が入り口付近にいるはずもない。自然に人が行ったり来たりする場所はどこか、まずは会場の奥まで行って、全体の人の流れを見渡そう。

釣りに例えるのは少々不謹慎だが、魚はゆったりと流れのあるところでは警戒を解いている。立食パーティだったら、ゆっくりと1人で行き来する、例えば、ドリンクを受け取る場所などが狙い目となる。

観察

お目当の人がいない会でも、参加するからには誰かと繋がっておきたいものだ。そんなときは、どんな人に声をかけたらよいのだろうか。

人の心理状態は、服装と態度に出てくる。服装や装飾品に気遣っているのは、参加意欲が強い証しだ。知名度や職種にはあまり関係はない。

また、見た目の服装がバリっとしているのに、態度がソワソワしている場合は、何かを取り繕っている可能性もある。人前に出ることに慣れている人でも、場違いと感じていたら落ち着かない態度になるので、近づくときは要注意だ。

とくに服装などに気を配っているようには見えないが、妙に落ち着いている人もいる。こういった人は、見た目で判断する人とは知り合いたくないと思っている場合があるので、声をかけるのには慎重になろう。

すすんで交流しているようには見えないが、誰からも挨拶をされるような人もいる。それは、その人が、会に集まっている人たちとは普段から頻繁に会う間柄で、主催者側の重鎮だったりする。その後も参加する場合などは繋がっておいて損はないはずだ。

文=中井信之

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