ビジネス

2019.07.06 11:30

100g1万5000円の「フランス製高級紅茶」は本場英国で売れるのか

マリアージュフレールの店舗 / Shutterstock


スペシャルブレンド「コヴェントガーデンモーニング」
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マリアージュフレールといえばアッサンブラージュした茶葉や花やフルーツなどの香りを結びつけたフレーバーティ―が有名だが、ここロンドンの店舗では、ロンドンの地からイメージを受けて、新たなブレンド「コヴェントガーデンモーニング」や、「モーニンググローリー」といった新作が作られた。



店内のティールームは朝食からディナーまでオープンしており、メニューもペストリーといった軽食から、ボリュームたっぷりのものまで様々に用意されている。
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例えばアフタヌーンティーの「ヘンリマリアージュ」のセットには、甘いペストリーと塩気のあるアミューズが5個ずつ、そしてグラスシャンパンがついている。ロンドンで最高のアフタヌーンティーをするのならこれで完璧だろう。

抹茶やティーカクテルも

アラカルトにある「抹茶エスプレッソ」は、目が覚めるような濃い抹茶だ。また、コロンビアやニュージーランド、スコットランド産といったちょっと珍しい産地の紅茶もあるほか、青い紅茶とジンジャーやバニラの香りで作られた「オペラブルードリーム」、ウォッカと赤いベリーの香り付けをされた紅茶を組み合わせた「セクシーティーパラダイス」といったカクテルまであるのだ。

ケーキも、薔薇とリュバーブを使った「ローズチューダー」や、紅茶のアイスクリームを詰めたエクレアなど、マリアージュフレールならではのものが用意されている。



マリアージュフレールが世界でも最高のお茶を堪能出来る特別な空間であることは間違いないだろう。

それにしても、フランス人が英国人へお茶のレッスンをする日が来るとは━━。衝撃的なことだ。

翻訳=竹若理衣 編集=石井節子 写真=Forbes France提供

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