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実際にホームセンターの売り場に掲出されたポスター

「つっぱり棒博士」として知られる同社社長の竹内香予子氏は常々、「突っ張り棒が落ちてしまった」という消費者からの声に不甲斐なく悔しい思いをしていたという。「突っ張り棒の正しい使い方をより多くの人に伝えたい」という思いから、“ツッパリ嬢”に変身、ブチ切れて正しい使い方を伝授するポスターを作成、大阪市のホームセンターの売り場に11枚にわたって掲出したというリリースだ。

資金調達でも新商品発表でも社長交代でもない、プレスリリースの独特の使い方である。

今回のプロジェクトリーダーとして推進した、平安伸銅工業の広報担当者はこのように振り返る。「ポスターの言葉は乱暴な表現にはなっていますが、伝えたいことが明確に伝わる言葉で表現し、かつ起爆剤になるようなインパクトのある露出に成功できたのではと思います。結果、ポスターを探しにお客様が来店され、売り場で足を止めるきっかけとなり購入に結びつきました」

PR TIMESに配信したことで、「PR TIMESのウェブページだけでなく、ページ内の『プレスリリースランキング』や『Facebookで人気のプレスリリース』の上位にランクインできたので、PR TIMESのページ内でも露出を継続させる機会を作れました。公式SNSでも紹介していただき、PR TIMES自身の発信力にも助けられました」と話す。

プレスリリースの「受け手」の共感を還元? IoTデバイス構想中

PR TIMESが掲げるコーポレートミッションは「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」だそう。「熱意のこもった内容は心を揺さぶります。そして心に灯った火は次なる行動者を生み、ポジティブな循環を巻き起こしていきます」と担当者。

今や大手ウェブメディアに匹敵するリーチを誇るが、「広告モデルや読者からのサブスクモデルは予定していない」とのこと。一方で発信者や表現の幅を広げる努力を続けていくそうだ。リコーと提携し、今年3月から360°の写真をプレスリリース内で掲載できるようになり、また「PR TIMES TV」という動画で見られるプレスリリースも展開している。

PR TIMESは「3万社感謝プロジェクト」と題し、プレスリリース読者の共感・賛同などのポジティブな感情(定性的な反応)を、情報発信者に体感しやすい形で還元するプロジェクトを構想しているという。具体的には「IoTデバイスを予定している」とのこと。リリースの受信者の温度感が測定可能になれば、さらなる発信内容のブラッシュアップにつながるのではないだろうか。

文=林亜季

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