フリーランスは忘れるべき5つの誤った通念

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4. あなたの業種には投資は必要ない

時間も金も投資しなくてよいというのは大きな誤解だ。

ウェブサイトなしで個人のブランドを宣伝することはできない。あなたの仕事がデザイン・開発関連でない限り、必要な素晴らしいウェブサイトを作るためいくらか出費することになるだろう。

他に金がかかるものの例は次の通りだ。あなたにもいくつか、確実に当てはまるものがあるはずだ。

・スキルを上げ、自分の分野での最新動向についていくための教育・訓練
・職能協会の会員費や人脈構築のための会議への参加費
・財務顧問や商法弁護士、ウェブ開発者、税理士といったコンサルティング専門家の活用
・ツールやソフトウエアの購入、サイトやブログに載せる素晴らしいコンテンツの作成、ソーシャルメディアサイトの保守、財務管理など

5. ある時点で頭打ちになり、それ以上先に進めない

1日は24時間しかないことを考えると、フリーランスの時間は限られている。しかし、1日の労働時間が最大に達したフリーランスは、それ以上のことを達成できないわけではない。

自分のプロジェクトに直接関係のない業務や責任は、他の人に任せること。デジタルアシスタントや研究アシスタントを採用したり、財務・会計業務を全て外部委託したりすることができる。そうすれば、業務に費やす時間を増やすことができる。または受動的な収入の流れを作り出し、毎日ビジネスに費やす時間を増やさずに収入を増やすこともできる。

ここに挙げた5つのことを慎重に見直そう。こうした思い込みのいくつかを信じてしまっていたかもしれないが今はそれを忘れ、新たな考え方とビジネスのやり方を身につけなければならない。フリーランスとして、既成概念にとらわれず物事を考え、働き方について創造的になり、ビジネスを成長させ業務を合理化するために技術やマーケティングツールなどを活用する意思があれば、実質的に限界は存在しない。

翻訳・編集=出田静

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