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私は先日、地元のカフェである女性が営業職の面接を受ける場面を見た後、その女性と交わした会話についてリンクトインに投稿した。彼女は面接で、自分の優れた資質について説明した直後に、そのスキルや能力についてわざわざ否定的なことを付け加えていた。例えばこんな具合だ。

「私はとても几帳面です。エクセルにいろいろ入力し、予定も色別にまとめます。几帳面すぎて、うっとうしいかもしれません」。彼女は面接中、少なくとも3度はこうした余計な一言を口にした。

投稿では、私が面接の直後に本人の了承を得た上で伝えた助言についてもまとめた。私が彼女にしたフィードバックは、自分の素晴らしい点を述べたら、それ以上のことは言わなくていいというものだ。そして投稿の最後には、女性が仕事で自分の長所を見下すべきという圧力を感じなくてすむ世界になるように、との言葉を添えた。

この投稿は非常に大きな反響を生んだ。この出来事は、女性が職場で成功するために重要な点を少なくとも2つ示している。それは、いわゆる「自信のギャップ」と、女性に対する公平で意義あるメンターシップ機会の不足だ。

「自信のギャップ」

女性は、教育レベルの面で男性と肩を並べるようになり、一部の国では男性に勝ってさえもいる。しかし、賃金格差や経営幹部の立場にある女性の少なさといった面では男女の差がいま歴然としている。女性が活躍できないのは、自信のなさが一因だという考え方もある。

これが「自信のギャップ」と呼ばれるものだが、ただこの見方とは相反する興味深い事実もある。最近の研究では、女性はリーダーとしての技術や能力に関して男性と同じ程度の自信があることが示されている。つまり問題は、女性の自己アピール不足ではなく、女性が自信を示すといまだに社会から不公平な仕打ちを受けることだ。

現実として、女性は自分のスキルや能力に関する主張を控えなければ、悪いイメージを与えてしまうと教育されている。男性が同じ行動をとっても、こうした悪影響は滅多にない。強い指示を出す男性は決断力のあるリーダーとみなされるが、女性は威張っていると言われる。部下に激怒する男性は情熱的と言われるが、女性だと感情的過ぎると言われる。

編集=遠藤宗生

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