日産西川CEOも参入に前向き
ルノーCEOのティエリー・ボロレは声明で「今回の提携は当グループのモビリティのシェアサービスの発展を加速させ、自動運転分野で新たなエコシステムを築くことにつながる」と述べた。
ルノー・日産・三菱の3社連合は世界で年間1000万台以上を販売する自動車業界の巨大勢力だ。一方で、ウェイモは自動運転分野で世界のトップを走り、10年以上にわたり積み上げた知見と、競合らを上回る累計走行距離を誇っている。
日産の西川広人CEOは自動運転サービス事業について「早期参画を目指していく」とコメントした。
「当社のこの分野での知見や、戦略的パートナーシップに関わる専門的知識を活かして事業ポートフォリオを拡大する。自動運転分野で高いブランド認知度を持つウェイモとの取り組みを通じ、顧客に新たなバリューを提供していく」と西川CEOは述べた。