満足できないキャリアから自分を解き放つ4つの方法

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3. 励みになる人を探す

リーダーシップ専門家・起業家のトニー・ロビンズは、この点を次のようにうまく説明している。

「私たちが、成功を収め、前進を遂げ、前向きで、成果を出すことに焦点を当て、自分を支えてくれる人を周囲に集めたとすれば、自分がより大きな存在になり、より多くの行動を起こし、より多くのものを共有する刺激になるだろう。あなたが自分の潜在能力以下のものに落ち着くことを許さない人があなたの周囲に集まっていれば、それは誰もが願う最高の贈り物だ」

理想のキャリアを特定したら、その分野で成功を収めた人を探そう。自分の後に続くことを目指す人との会話を喜んで受け入れる人は実は驚くほど多いので、恥ずかしがらないこと。

また同時に、現在のプライベートでの人付き合いや仕事での人間関係を評価しよう。その中に、あなたの前進を妨げている人はいるだろうか? あなたと関わりを持つ人は、人生により多くのものを求めるあなたの願いを共有しているだろうか?

そうでなければこうしたつながりを断ち、基準を上げるべきかもしれない。楽観主義とポジティブさが生活に入ってこれるよう、ネガティブなエネルギーをなくすことが転機となるかもしれない。

4. 小さなステップを踏み出す

小さくても一貫性のあるステップを踏むことが大きな変化につながることがある。ほとんどの人は、安全地帯の外に踏み出すのを恐れているか、大きなキャリア変革のことを考えて圧倒され、行き詰まったように感じている。古代中国の哲学者の老子は「千里の道も一歩から」と述べている。

そこで、次の段階にのみ焦点を当てるようにしよう。あなたが転向を目指すキャリアには、追加の教育や認定が必要かもしれない。プログラムを調べ(こうした要件は夜間や週末講座でも満たせるかもしれない)、どのような追加トレーニングが必要かを特定しよう。

また、あなたが転向を望む分野で働く人とつながり、毎日の業務や自分が楽しめるかどうかを考える。コーチかメンターを見つけて、この段階を乗り越える支援をしてもらうこと。最も重要なのは、具体的な指標を設けた短期・長期的な移行計画を立て、説明責任を持つことだ。

キャリア転換を遂げるのに遅過ぎることは絶対にない。重要なのは自分を知り、心を開き、周囲に支援を求め、小さいが一貫性のあるステップを踏むことだ。あなたが望むものは存在する。それを手に入れるまで、その場に落ち着いてはいけない。

翻訳・編集=出田静

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