Chaoが重要な取り組みとしたのが、「定期的なドローンと空のタクシーのオペレーションに不可欠」とする「リモードID」だ。誰が空にいるのかを把握するためのIDで、これに関しては2019年後半に提案を行うと述べた。
米運輸長官Elain Chao
このように、ウーバーが目指すのはタクシー(車)にとどまらない、交通システムの改革だ。タクシー業界を崩壊したウーバーだが、空の崩壊はうまくいくのか?
ウーバーの強みは、創業以来構築してきたプラットフォームとデータだ。「63カ国、700以上の都市で展開しており、毎月9300万人がウーバーのプラットフォームを使っている。このプラットフォームを活用し、地上で構築したスケールを空の需要につなげる」とAllison氏。
「ウーバーはマルチモードのライドシェアリング、マルチモードの交通をシンプルにできる。これを世界中の都市で実現する」と約束した。