増田によれば、保育園を見守るユニコーン(一角獣)の「ユニキュン」の中に、パズルのピースを模したオリジナルキャラクター「パズー」たちが住んでいるというストーリーを軸にデザインしたという。
園内にあるパズルのピースを模したオリジナルキャラクター「パズー」たち
「園名の『未来のピース』の通り、1人1人のこどもが1つ1つの未来のピース(かけら)だと思い、パズルのピースをモチーフにした。カラフルな洋服を着たり、髪色を変えた時のワクワクする気持ちをいつまでも忘れないように、カラフルな環境で育まれてほしい。自分自身も国際交流と教育に力を入れているので、こうした施設に関わることができ、とても嬉しい気持ちです」(増田)
保育園の内装には、「こどもの健康を守る」をコンセプトに開発された、日本ペイントホールディングスの高機能室内用水性ペイント「ROOMBLOOM AirBreeze」が使用されており、子どもたちも安心して触れるという。
今後はアソビシステムの従業員だけでなく、地域貢献活動の一環として、地域住民の方や企業などから幅広く利用者を募っていく予定とのこと。
(左から)アソビシステムの中川悠介、増田セバスチャン、未来のピース保育園の園長、Edulead代表の菊地翔豊
エデュリーが得意なハードを提供し、アソビステムが得意なソフトを提供する。両社の強みを掛け合わせて、「子育て」をプロデュースする今回の取り組み。待機児童問題など、子育てにおいてさまざまな議論が起きているが、企業同士が強みを活かし合うことで解決の余地は大いにありそうだ。