人生に迷ったときはどうする? 乗り越えるためできる5つのこと

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米国では卒業式の祝福ムードも消え、大学卒業生は実家に戻ったり新たなアパートに引っ越したりしている。仕事を求めて求人広告に応募している人も、もうすぐ新しく仕事を始める人も、人生に少し迷い、満たされていないように感じるのは珍しいことではない。

卒業生の中には、自分がどういったキャリアを求めているのか全く分かっていない人もいる。また一部の人は、誰も知り合いがいないような不慣れな環境へと移り、新しい人生のこの一章の中で自分がどんな人間かを見極めようとしている。途方に暮れたように感じ、卒業後何をすればよいのか確信が持てない場合は、ここにある5つのことを実践しよう。

1. 流れに任せる

仕事への応募プロセスなど、あなたには制御できないものがある。努力し、自分にできることを実行したら、あとは流れに任せることを学ばなければならない。自分に制御できるものは制御し、後は流れに任せること。悪いことが起きた場合はそれを機会として捉え、前向きなものに変えよう。全てが思い通りになることは絶対にないので、執着を手放し流れに任せられるようになることが、不安に対処し平静さを維持する鍵だ。

2. 運動する

不安を一時的になくす健康的な方法は汗を流すことだ。ダンスやランニング、ヨガ、重量挙げ、ハイキングなど好きな運動をしよう。一つ自分で制御できることは運動する頻度だ。憂鬱(ゆううつ)な気持ちやストレス、不安で苦しんでいる場合は、運動することで余剰なエネルギーを徐々に減らすことができる。運動を通してストレスを緩和し、精神的・身体的な健康を改善することができるため、苦しんでいる場合は毎日運動をするよう心掛けること。

3. 気が散ることや先延ばしにしていることを減らす

テレビ番組を一気見したりソーシャルメディアを何時間も見たりしても、克服できなくて悩んでいる問題や障壁を乗り越える役には立たない。気を紛らわしたり言い訳をしたりするのをやめること。問題に立ち向かうのが早ければ早いほど、早いうちに解決することができる。
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翻訳・編集=出田静

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