ビジネス

2019.06.18

従業員をうまく鼓舞するためにできる3つのこと

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あなたがリーダーで、従業員に関する問題のせいで眠れない夜を過ごしている場合、次の3つのアドバイスについてしっかり考えよう。これらは、従業員との関係性やエンゲージメント、企業文化を全て変化させる可能性がある。

1. 努力を促す

従業員は毎日職場に来て、全ての労力を仕事に捧げているかもしれない。こうした従業員はその姿を誰かに見てほしいと考えている。「頑張って続けるんだ。より良い解決策を見つけるまで諦めてはいけない」と言ってくれる人を求め、自分の努力に気づいてほしいと考えているのだ。

リーダーの仕事は、こうした努力を促すことだ。従業員を応援し、その成功を信じていることを示すのがあなたの仕事だ。

2. 成果を報いる

チームメンバーは、大なり小なり良い成果を出したときには報酬を受けたいと考えている。小さな成果に対しては褒め言葉をかけるだけでよいかもしれないし、より大きな成果の場合はそれ以上のものになるかもしれない。従業員は自分が何かを達成したとき、リーダーがそのことを評価していることを知りたいと考えている。

3. キャリアの選択を称賛する

大半のリーダーは、現在の職務に就くまでさまざまな経験を重ねている。それには、他社での勤務が含まれることが多い。私たちは誰しも、自分がどの会社に勤務するか、どこで時間を過ごしどの会社に創造性や見識を提供するか、どの会社で自分たちよりも大きな目標に取り組むかを決めている。

従業員も同じだ。従業員は、自分のキャリアや現在その会社に勤務していることを認めてほしいと考えている。会社に勤めて5年、10年、20年という月日は大きな意味を持つ。リーダーの仕事は、それを認め称賛することだ。

ここに挙げた3つの点を考慮すれば、リーダーが抱える人材関連の懸念が全てなくなることはなくとも、正しい方向に進む手助けにはなるはずだ。眠れない夜や悪夢は終え、あなたにできる言動には何があるかを考えるようにしよう。コメディアンのジム・キャリーはかつて「自分が他者に与える影響は最も貴重な通貨だと言える」と述べた。これは、この点を非常にうまく言い表している。

翻訳・編集=出田静

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