We write about how people and leaders achieve extraordinary results.

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業績や競争、チームが会社の目標達成に向け前進を遂げているかどうかなど、どの部署のリーダーも懸念を抱えている。

しかし、私たちが世界中のリーダーや管理職と議論し、世界規模の調査を行なった結果、リーダーの最大の懸念は目標設定や測定方法、プロセスではなく、人であることに気づいた。これは、どんな組織においても最も予測できない側面のようだ。

オンラインサービス企業創業者のフランシスは「私の従業員はこの会社のことを大切に考えていない」と述べた。また、ある製造会社の上級管理職アントニオは「当社の企業文化や報酬が他社のものと競えず、優秀な従業員を失ってしまうのではないかと恐れている」と語った。

私たちはこうした話を何千と耳にしたが、大半のリーダーが感じていることをうまく言い表しているのはリズという女性の次のような言葉だろう。

「自信がないと思われたくないが、正直なところどのようにして従業員を引き付ければよいのか分からない。従業員は私のことが好きではないのか、信頼していないのか、あるいは私が間違ったことをしているのか──?」

リズは、大規模な部署の管理職を10年近く務めている。彼女は「従業員を自分がしっかり理解していると心から感じることが全くない」と語った。

人材はビジネスにおいて最も予測できない側面になり得るが、人がリーダーであるあなたに何を求めているのかを声に出す限り、最も予測可能なものにもなり得る。

人事コンサルティング企業O・C・タナー・インスティテュート(O.C. Tanner Institute)は世界規模の調査を実施し、「あなたが素晴らしい仕事ぶりを発揮するため、リーダーや会社にできることは何ですか?」という質問を従業員に尋ねた。

寄せられた回答には、「報酬の増加」「トレーニングの強化」「自立性の向上」といった予想内のものも含まれていたが、従業員がリーダーや会社に最も求めていたものは明確だった。回答者の37%が、自分の努力や成果、組織への献身を認めてもらいたいと答えたのだ。

翻訳・編集=出田静

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